咸
発音を聞く
書き方
💡 『口(くち)』+『戌(いぬ)』=『口を開けて犬のようにみんなが叫ぶ』→「みんなが一斉に」。また、発音xiánを「塩(しお)」と区別するため、「文語で“すべて”と読む“咸”」と決めて覚えよう。
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文字の解説
『咸』は甲骨文・金文時代から『すべて』を意味する副詞として使用され、『尚書(しょうしょ)』『詩経(しきょう)』などの古典に頻出。『咸有一徳(しあいゆういっとく)』など、古代政治思想の文脈で『すべてが一致して』という意味で使われる。
字形は『口』+『戌』の会意構造。『戌』は元来干支の一つだが、ここでは『完全・終結』を示す記号的要素として機能し、『口』とともに『言葉・声明が及ぶ範囲すべて』を表すとされる。
「咸」はHSKレベル4の漢字で、主に文語的・書面語的な表現に使われます。現代口語ではほぼ登場せず、詩や成語、歴史的文書など正式な文体で『すべて』『皆』という意味で用いられます。
この字は古来、『すべてが含まれる』という包括的な概念を表すために使われ、『口(くち)』部に『戌(いぬ)』を組み合わせた会意文字です。『戌』は古代の武器や刑罰を連想させ、全体性・普遍性を象徴する補助要素と解釈されます。
発音はxián(第二声)で、日本語の「塩(しお)」と同音ですが、意味は無関係です。誤って『塩味』と混同しないよう注意が必要です。学習者は文脈と文体(口語か文語か)で使い分けを意識しましょう。
例文
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