慕
発音を聞く
書き方
💡 『心(⺗)+莫(mù)』=『心が莫(暮れるほど)焦がれる』→「憧れる・敬慕する」。日本語の「慕情(ぼじょう)」や「愛慕」から連想すると覚えやすい。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎、2世紀)には『慕、思也』とあり、『思い焦がれる』という意味で記録されています。唐代以降、『慕名』『慕義』など、道徳的・文化的価値への敬仰を表す用法が定着しました。
字形は左右構造で、左の『⺗(心)』が感情を、右の『莫』が声符として機能。『莫』は元来『日が草の下に隠れる=暮れる』の象形ですが、ここでは純粋な音符です。
「慕」は、尊敬や憧れを伴う強い好意・敬愛の感情を表す動詞で、人や人物像、理想、文化などに対して使われます。単に「好き」という感情より深みと敬意が込められています。
この漢字は主に書面語ややかしこまった表現で用いられ、日常会話ではやや文語的・詩的なニュアンスを持ちます。HSK4レベルとして、中級学習者が抽象的・感情的な語彙を拡充する上で重要です。
「慕」は「心(⺗)」を部首とし、感情の内面性を示す構造です。右側の「莫」は声符(音を表す部分)であり、発音 mù を支えています。形声文字としての成立が明確です。
例文
関連語
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