虑
発音を聞く
書き方
💡 『虑』=『心』の上に『虎』の一部(虍)がある→「心で虎のように鋭く考え抜く」。日本語の「慮る(おもんぱかる)」と読み・意味が共通し、古語感覚で覚えやすい。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎)には『慮、思也』とあり、古来より『思考・思いやり』の概念を表す文字として用いられてきた。現代中国語では主に「考虑」「忧虑」などの複合語で使用される。
字形は上部の『虍(とらへん)+丶』と下部の『心』で構成され、『心をもって虎のように鋭く物事を捉える』という抽象的表現ではなく、甲骨文・金文からの直接的象形由来は確認されていない。単純な会意文字と見なされる。
「虑」は「深く考えを巡らせる」「熟考する」という意味の動詞で、冷静で慎重な思考過程を表します。HSK4級に位置づけられ、日常会話よりやや文語的・書面的なニュアンスが強いです。
この漢字は単独ではほとんど使われず、主に複合語(例:考虑、忧虑)として登場します。心(しん)部を含むことから、感情や内面的な思索と密接に関連していることがわかります。
発音は「lǜ」(第四声)で、「律」「率」などと同音異義語が多く、文脈による意味の切り分けが重要です。日本語の「考える」より「検討・配慮・懸念」といった多様なニュアンスを含む点が特徴です。
例文
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混同しやすい文字
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