此
発音を聞く
書き方
💡 「止(とまる)+匕(さじ=『ひ』と読む)→『ここに止まるもの=これ』」と連想。日本語の「此処(ここ)」の「此」は同じ漢字で、発音は異なりますが意味が一致!
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文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎、2世紀)によれば、「此」は「止」を基にし、「匕」を組み合わせた会意文字で、「ここにいる/このもの」という意味を表すと解釈されています。甲骨文・金文には明確な原型は確認されておらず、篆書以降に定形化しました。
字形は上部の「匕」(bǐ、元は匙を象る)と下部の「止」(足・停止)から成り、全体で「この場所にとどまるもの=これ」という概念を示す会意構造です。現代では主に「此時」「此地」などの文語的複合語で使用されます。
「此」は古来より中国語で「これ/この」という指示代名詞として使われる基本的な漢字で、文語・口語を問わず広く用いられます。現代中国語では主に書き言葉ややや硬い表現に登場し、日常会話では「这(zhè)」がより一般的です。
この漢字は単独で使うこともありますが、多くは「此時」「此地」「此人」などの複合語で出現します。HSK4レベルに位置づけられており、中級学習者が読解力と文法的感覚を深める上で重要な語彙です。
「此」は「止」部に属し、本来の意味は「ここに止まる=ここにあるもの」を示唆する構造を持ちます。古典文献(『論語』『孟子』など)では頻出し、現代でも新聞・論文・公式文書などで格式ある表現として定着しています。
例文
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