申
発音を聞く
書き方
💡 『申』は『上海』の短縮形。『申』=『上』の頭+『海』の下(田+臼)とイメージ。また、「さる」(申年)と上海のシンボル「サルの像」がある豫園を連想すると忘れにくい。
関連単語
文字の解説
『申』は上海の正式略称として、1920年代以降の公文書・新聞・鉄道駅名(例:上海南駅→『申南駅』とは言わず『申』は単独で使われる)などで定着しました。『申報』(1872年創刊の中国最古の新聞)の名称にもこの由来が反映されています。
甲骨文・金文では、上から下へ伸びる線と左右の曲線で『雷鳴・天啓』を象る形とされ、後に『神の啓示を伝える』という意味から『申す』の動詞義も派生しました。現代では部首『田』と『臼』の組み合わせと認識されています。
『申』は本来、十二支の一つで「さる」を表す漢字であり、古代中国の干支暦における第9位にあたります。この意味が最も古く、広範な文化的・時間的文脈で使われてきました。
上海(シャンハイ)の略称としての用法は、清代以降に発展した地名由来の派生的用法です。黄浦江の支流『申浦』や春秋時代の申国に由来し、後に『申城』と呼ばれ、簡略化されて『申』が都市の代名詞となりました。
HSK4レベルのこの漢字は、単独では日常会話よりむしろ地名・略称・文語表現・歴史的文脈で登場します。『申』単体で『上海』を指すのは、新聞見出し、交通標識、公式文書など簡潔性が重視される場面が中心です。
例文
関連語
混同しやすい文字
0