疑
発音を聞く
書き方
💡 『疋』(足)の上に『匕』(スプーン)と『矢』(矢)——「足で進むべきか、スプーンで戻るか、矢で突き進むか…迷って疑う!」と連想すると覚えやすい。
関連単語
文字の解説
『疑』は甲骨文・金文には未確認だが、戦国時代の竹簡資料(例:郭店楚簡)にすでに『yí』と読まれる形で登場し、『不確かさ』を表す抽象概念として用いられた。『説文解字』(東漢・許慎)では『惑也』(まどい)と定義されている。
字形は『匕』(ひ)+『矢』(し)+『疋』(しょく)の会意・形声混合構造で、『矢が的を外れる様子』から『的確でない=不確か』という比喩的意味が発展したと考えられている。
「疑」は、物事の真偽や妥当性に対して不確かな気持ちを表す動詞で、主に『疑う』『疑念を抱く』といった形で使われます。HSK4級の重要漢字であり、論理的思考や批判的読解に関連する文脈で頻出します。
この漢字は、否定的な感情ではなく、客観的な検証姿勢を含む中立的なニュアンスを持ちます。中国語では『疑問』『疑惑』など名詞形としても広く活用され、学術・報道・日常会話のあらゆる場面で見られます。
書き順はやや複雑ですが、上部の『匕』+『矢』と下部の『疋』の組み合わせで構成されています。部首『疋』(しょく)は「足」を意味する古字で、ここでは形声文字の声符として機能しています。
例文
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