因
発音を聞く
書き方
💡 「囗(くにがまえ)」=囲い=「もとになるもの」+「大」=「大きな根拠」→「原因」。日本語の「因縁(いんねん)」や「因子(いんし)」と連想すると覚えやすい。
関連単語
文字の解説
『説文解字』(東漢・許慎)によると、「因」は「就也」(もとづく・よりかかる)と訓じられ、もともと「基盤・依拠するもの」を意味し、後に「原因」へと意味が拡張された。甲骨文・金文では「人」が囲いの中に入る象形的構成が見られるが、定説はない。
現代中国語では、主に「因为…所以…」(~だから…なので…)という因果接続表現や、名詞として「原因」の意味で使われる。筆順は「囗」→「大」の順で、外枠から内側へと書くのが規則である。
「因」は、原因・理由・きっかけを表す基本的な漢字で、HSK2級に位置付けられ、日常会話やニュース、教科書など幅広い場面で頻出します。文の前後に関係性を示す役割が強く、名詞としても接続詞としても機能します。
この漢字は単独で「原因」として使われることもあれば、「因此(したがって)」「因為(~だから)」などの複合語で因果関係を明確にする働きがあります。文法的役割が多様なため、正確な使い分けが重要です。
「因」は抽象的な理由を指すことが多く、具体的な行為や状況の背景にある動機・要因として用いられます。たとえば「生病」の原因(因)は「感冒」など、結果と原因の論理的つながりを示す際に不可欠な語です。
例文
関連語
混同しやすい文字
0