后
発音を聞く
書き方
💡 『口(くち)』の下に『厶(し)』→「口から出た言葉の『あと』」と連想。日本語の「あと・うしろ」はどちらも「後」で表せ、音読み「コウ」もピンインhòuと似ている。
関連単語
文字の解説
甲骨文・金文中には「后」は「司(し)」の逆形で、元来は「統治する者=王后」を表す象徴的文字だった。秦漢以降、意味が拡大して「後にいる者→後方・その後」という抽象的用法へと変化した。
字形は上部の「厶」+下部の「口」で構成され、古くは「君主が口を開いて命じる姿」を簡略化した象形的起源とされるが、定説ではなく、現代では純粋に記号的構造とみなされる。
「后」はHSKレベル1の基本漢字で、主に「後ろ・あと・以後」といった時間的・空間的な相対的位置を表します。口(くち)部に属し、6画で、シンプルな構造ながら多様な文脈で使われます。
この字は単独でも副詞・名詞・接尾語として機能し、例えば『后来』(あとで)、『后面』(うしろ)など、日常会話や書き言葉で頻出します。日本語の「後」に近いが、中国語では常に「時間・場所の相対性」を強調するニュアンスがあります。
注意点として、「后」は古代中国で「皇后」を意味する別字(後:hòu)と混同されがちですが、現代簡体字では両者が統一され、意味は文脈で判断されます。ただし、正式文書や歴史的表現では区別が残ることもあります。
例文
関連語
混同しやすい文字
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