则
発音を聞く
書き方
💡 『刂(りっとう)』が付いている=「切り分ける」→ 論理を「切り分けてつなげる」漢字。『則』=「それゆえに/しかし」。右の『贝』を「べつ」と読むと『べつ』→『別』と連想し、「違い(but)」や「別の展開(then)」を思い出すと覚えやすい。
関連単語
文字の解説
『則』は甲骨文・金文には見られず、戦国時代以降の篆書で定着した字で、『法則』『準則』の意味から派生して接続助詞用法が発達しました。『説文解字』(東漢・許慎)では『則,法也』と定義され、規範・基準の意味が原義です。
字形は『貝』(財貨・価値の象徴)+『刂』(刀=裁き・判断)で、『価値あるものを基準として裁く』という意味の会意文字と解釈されます。現代では「しかし」「すると」の接続用法が主流です。
则(zé)は、中国語で「しかし」「それゆえに」「すると」といった逆接・順接の接続表現として使われる副詞・連語です。文の前後関係を論理的に結びつける役割を持ち、書き言葉や正式な会話で頻出します。
この漢字は単独で使うより、『则…,则…』(~すれば、~する)や『若…则…』(もし…なら…)といった構文で用いられることが多く、条件や結果の関係を明確にします。
HSK4級レベルでは、文の論理展開を理解・作成する上で不可欠な漢字です。文末ではなく、節の冒頭や動詞の直前に置かれることが多く、日本語の「〜たら」「〜ので」より形式的・論理的ニュアンスが強いです。
例文
関連語
混同しやすい文字
0